サザエさん

一番下の娘は、まだ パソコンを持っていない。高校生の2人はそれぞれ持っていて、3番目は、私と共有である。
彼女は、友達からWiiでインターネットが出来るという情報を仕入れてきて、無線ランに接続し、テレビでインターネットを見ている。インターネットを見ているといっても YOUTUBEを見ているだけなのである。
いろいろマンガを探しているようだが、なぜか最後は、サザエさんに行き着くのである。
私も、一緒にパソコンをしながらサザエさんを見るのであるが、大変懐かしく感じている。多分 小学校低学年の時に見て以来である。
そして、また、子供時代に見た感覚のサザエさんと全く違う奥が深いすばらしい作品であると感じている。
この磯野家の構成は、本当に上手く出来ている。
私は、磯野家のカツオ君のような少年を育てることが、日本には必要であると思う。
そして、お父さんの波平さんの家長としての態度も大変参考になるし、お母さんの舟さんこそ日本人のお母さんの鏡という感じがする。
それぞれが、一長一短があるが、それを踏まえて助け合う家族、近所、友人、親戚がいる。これは、日本の良き時代のどこにでもあった家庭であるように思う。
イタリアも昔の話を聞くと、日本と同じように昔の方が、人間的、家族的であったと言っている。
世界的にこのような傾向なのだろう。

躾は、先生、親の問題だけでもなさそうだ。社会的な問題であるようだ。
そんな中で、学校の先生が、躾についてがんばり過ぎというか 学校の先生にまかせっきりというのが問題だ。
昨日のブログではっきり言わなかったが、イタリアにいて、子供達は、日本人学校に通っているが、国際社会の中にいるのに、先生が、日本の国内と同じ感覚で躾をされたら私は、がっかりしてしまう。
いっそのこと勉強だけ指導して、閉鎖的な躾である「みんな同じ」、「みんなそろって」なんていう躾というか指導は、止めてほしい。

私には、平等とか同等とかで躾られることほど怖い物はないと思っている。
エディさんがコメントで書かれているように これじゃ 世界で戦えないと言っているが全く同感だ!

コメント

  1. さざえさんかー、毎週みているよ(笑)
    ほんとに波平さんのようなお父さんは今いなくなっちゃったのかも??
    我が家も、私が小学校の頃は祖父が一番風呂に入っていたし、祖父の座る場所が家長の場所だった。家長は威厳を持っていたよなー!
    かつおは、良いキャラクターだよね。あんな感じの昔風で言うと「やんちゃ坊主」「ガキ大将」が最近はいなくなったかも?いたずらをするけど、人には優しかったりしね。今の「悪ガキ」は人を傷つけちゃうからなー。
    ある先生から聞いたんだけど、ある小学校の隣のクラスに非常にやんちゃ坊主がいて、担任の先生は非常に手を焼いていたそうで、その「やんちゃ坊主」がサッカーを始めたとたんに、帰りの掃除をまじめにするようになったそうです。なぜかというと、早く終わらせてサッカーの練習に行きたいから。それで、仲間をうまく使って掃除を早く終わらせたそうですよ。子どものころの「やんちゃ坊主」って、凄いエネルギーを持っているからこのエネルギーをうまく使ってあげられるかってところが、指導者、先生の役割のような気がする。いま日本のサッカー界(いや日本全体かな)にはこういう「やんちゃ坊主」が必要なのかも。日本の選手はみんな同じように見える(特にユース世代など)。相手チームとユニフォームを変えてもわからないくらいにね。だからオランダいる本田選手みたいな異質の選手がいた方が良いと思うよ。それをうまく使える監督も必要なのかもね。

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  2. 我が家は,カツオくんのような娘と,ワカメちゃんのような息子なので,親としてはちょっと複雑な心境。

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  3. サザエさん、今でもやっているんですね。
    昔、サザエさんのマンガが家にいっぱいあって
    よく読んでいたのを思い出します。

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