コーヒー

イタリアに来て 美味しいコーヒーが飲めない。
一般では、エスプレッソをイタリアでは飲むのだが、私は、これが嫌いである。まず、第一にちょっとしか入っていない。そして、濃すぎるからである。
イタリア人の中にもこの濃さが苦手な人は カフェルンゴ(コーヒーのロング)といってエスプレッソより少し薄いコーヒーを飲むが、それにしても 量が少ない。
したがって 私は、アメリカンコーヒーを注文するのであるが、そうするとエスプレッソコーヒーにお湯を付けて出されるか、高級なホテルでも インスタントコーヒーのネスカフェを出してくるところもある。
これも美味しくないが、一応、量は確保できる。イタリア人からしてみれば、エスプレッソ以外は、コーヒーではないと思っているので、どうでも良いのだろう。

そこで、どうにかして いつも美味しい日本的なコーヒーが飲めないかと考えた結果 このような注文をしている。
ミラネ―ロの練習場でのレストランでは「endo american coffee」というのを淹れてもらい、それで通用するようになっている。
これは、「doppio cafe espresso piu aqua caida nella tazza grande」である。「エスプレッソコーヒー2杯にお湯を加えて大きなカップで」ということである。
しかし、これも淹れる人によって味が全く違ってくる。ミラネ―ロのウエーターは4、5人いるが、いつでも最高に美味しく淹れてくれる人が一人いたが その彼は、もう定年でつい最近辞めてしまった。
不思議である。ちょっとしたこだわりが 味を左右するのだろう。

今日は、スーパーマーケットで 奥様が 新しいアメリカンコーヒーを見つけて来たが、以前のものより も美味しかった。
これで ミラネ―ロ練習場でも 家でも美味しいコーヒーが飲める。10年もこんなことにこだわっている。
次は、コーヒーカップかな!!!

コメント

  1. ちなみにアメリカにアメリカンコーヒーってないんですよ。
    あれって誰が名付けたんだろ?

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  2. 私はイタリアに行って、食後のエスプレッソですっきりする“爽快感”を初めて知りましたが、あの砂糖をどっぷり入れる飲み方は未だにできません…

    イタリアにはスターバックスは無さそうですし、グランデカップでぐっと飲みたい時もありますよね。

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  3. NZのコーヒーも,エスプレッソとまでは行かないけれど,濃くて粉っぽいです。
    その代わり,大量のミルク又はクリームも入るので,比較的飲みやすいし,ついでにいうと量も多い(ボウルのようなもので飲むメニューもある)。コレステロール値は高いかも。

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