五感の重要性

今日は 予定では練習であったが、一般選手は休養である。また、各国の代表選手は、それぞれの国または、試合会場に向かった日である。
そんな中、PATO君が昨日の試合で、大腿部の筋に問題を起こしたので、私とボスの同僚が出勤した。
パトは、一ヶ月前に内転筋の問題で離脱し、最近復帰したばかりであった。
私が担当してはいないので時々しかさわらなかったが、かなり筋のバランスが崩れている感じが私自身したので、一応 ドクターには、報告していた。そして、今回また筋のトラブルが起こった。
私もこの道30年近くになるが、なんとなく分かって来たというか、何か違う、何か起こりそうという前兆を感じるようになった。(しかし、何も行動に移していないので 分かっていないことと同じであるのだけれども。)
その結果が、いつ出てくるか分からないが身体は正直でいつかそれを出してくる。
フィジカルコーチはデータで判断しているが、こちらは、触って感じているんだから、どちらが信頼できるか皆さんにはすぐ分かるだろう。
しかし、データを好むのがエリートたちである。我々のような感覚でやっている人間は、勝てないのである。 「職人 遠藤」は、いつも笑われて終わりである。

私も昔は、データを重視した。しかし、人間の五感は、機械の数字よりもはるかに優れているし、五感で感じたことを数字、文字で表現するには大変である。
レントゲン写真で異常なし、M.R.I.で異常なし、エコーで異常なし、しかし、選手は違和感を訴える。
そこで 医師は、精神的な問題と片付けることがある.
そして、よーく探ってみると問題点が見つかることがある。やはり、選手の訴えを尊重し、それを追及することは大切だ。例え、近代的な検査機械でネガティブでもそれがすべてでないことを十分に考慮しておかないと後でとんだしっぺ返しがやって来る。
と最近感じている。
今日も少し飲んでいる!

コメント

  1. 選手も知識が無いだけで「違和感」という感覚で
    認識しているんでしょうね。

    データはより理解する為の理論ですが、理論で予防は難しい。
    今季の選手の怪我の多さを考えると納得します。

    返信削除
  2. お医者さんでも触診というのがあるわけだし
    やっぱり触って分かることって大きいと思いますよ。

    返信削除

コメントを投稿

このブログの人気の投稿

日本のプロスポーツ界における医療システムの未熟さ(1)

staff meeting

お知らせ