サッカーは、ボールをゴールにいれることで勝敗が決まる

明日、チームは、ロンドンのアーセナルで2試合を行う。残り組は、練習である。
そして、その数日後、今度は、アメリカ デトロイトに遠征。これには 私も同行しなければならない。6月のアメリカ遠征は、上手く切り抜けたが、今回は、しょうがない。イヤイヤばかりは言っていられない。
しかし ラッキーなのは、選手一行より早く出発し、準備に付き合うため、ファンの混雑等避けられること。それにビジネスクラスで快適な空の旅が出来ることである。
私は、身体が小さいからビジネスクラスもエコノミークラスもあまり関係ないが、身体の大きい人は、この違いはかなりある。先陣組は、用具係と私と、マネージャーの3人だけだから、美味しいお酒を 死ぬほど飲んでやると意気込んでいる。
8月4~6日にデトロイトにいる方は、教えてください。一杯やりましょう!。もちろん、私は、対戦相手など全く知りません。

ところで 先日まで、サッカー界では一応有名な選手だと思うが、ロナルディーニョと言う選手を担当していた。と言っても、集合日から体調を崩し、腹痛等で、2日間、寝たきりだったため簡単なリハビリを私が担当しただけの事である。
彼と私は、相性が良い(実際にはブラジル人はだれとでもうまくやれるのであるが)。冗談を言いながら、いろんな会話をするが、考え方が面白い。一緒にいるといろいろと勉強になるというか彼なりの哲学を聞くことができる。
必要なこと、不必要なことを自分なりに理解している。 したがって、辛いこと、嫌なことは やりたくないし、やろうとしない。彼なりの信念がある。
例えば、20分、ゆっくり走ろうと言うと、絶対に嫌だ。という。サッカーはボール遊びの競技であると言いきる。しかし、ボールと一緒に動こうと言うと喜んでOKし、しかも20分以上も楽しく 動くのである。もちろん 顔も幸せそうである。
イタリア人とか日本人のように、辛いこと乗り越えてそこで幸福感を得るなどと思うことは全くない。違う世界である。
楽しいことを極めることでスパースターになれるというと考えであり、辛いことを乗り越えることで 先が開けるなんては全く思っていない。
ドリブルをしながら、私にパスし、それを受け取り、ゴールポストを狙う。そのあたる確率は けっこうである。
「ENDO 今度は、あそこに当てる」と生き生きとしているが、ボールなしのトレーニングが始まると その途端、死んだ顔でうつむきながら、歩いているのか走っているのか分からない早さで走り、トレーニングを消化する。
全く愉快な男だ!

今日は ちょっと飲み過ぎている!

コメント

  1. デトロイトは遠いです!

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  2. 生い立ちも環境も違う選手やスタッフが集まっているので、衝突や発見もあり、いい面悪い面ありそうです。でも刺激的。

    そして非常に「らしい」エピソードですね。
    でも私はそのプレ―に魅了されているので…

    今季こそ、彼のサインが欲しいものです。いつもスルーで…

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