一流になる

昨日は、夕食をミラネッロで居残り選手と食べたが、私のテーブルには、ヤンクロスキー、ピッポ、ティアーゴだった。ティアーゴはまだ若いので聞き役、私は、言葉もできないし、選手と世界が違うから話に参加できない。ヤンクロスキーは、口数は少ないが、的を得ていることをポロッと言う。その1言に対してピッポが10分以上じゃべるといった感じだった。
彼らが嘆いていたことは、若い選手についてである。17歳前後でのイタリアトップクラスの選手と言われている選手に対する会社の対応(ACミランのトップクラス選手と同じ対応している)ことに違和感があるようだった。そして、この10年間でそれらの若い有望視された選手が、現在、トップクラスで活躍出来ていないことを指摘していた。
ヤンクロスキーにしてもピッポにしても下済み生活をして這い上がって来たのでそれを強く感じているのだろう。しかもそういった期待された選手が、大成していないのは、過剰な優遇にあることを指摘していた。
ピッポが「俺が若い時は、セリエC1にいてACミランに憧れて一生懸命サッカーをやっていたし、何でも自分でやった」と言っていた。荷物も運んだし、靴も自分で磨いたと言っていた。
どうもこれは、世界共通の問題点となっている。そして、その甘やかされた選手はどうも世界どこでも大成しないようだ。
そして、その甘やかす甘やかさないの影響は、どうも両親が重要な鍵を握っているように思う。これは、日本もイタリアも同じである。そして、とこれは、全世界の共通事項なのだろう。
マルディーニのように 若い時から期待されていても両親がしっかりとしていれば、上手く育っていくし、ブラジルでも2世がスーパースターになっている例は多い。
過保護、過剰な優遇では、まず、良い素材を持っていても、大成しないというのが 東西を問わず言えることなのだろう。子供が勘違いする前に両親がすでに勘違いしてしているケースが沢山あるようだ。
日本以上に イタリアは、子離れしない親が沢山いる。
確かに親の協力がなければ、今は、勉強の世界でも東京大学に入れないという時代だから、サッカー界でも当たり前かもしれない。しかし、素晴らしい素質がありながらダメになって行く選手を見ているのは淋しいく感じる。
その年齢に応じた環境、教育がスターを育て上げる上で重要なのだろうが、市場経済上に成り立っているサッカー界だからすんなりとはいかないのは当然かもしれない。
しかし、淋しい!

コメント

  1. サッカーではありませんが
    ライオンズの菊池雄星投手も
    これと同じようなことでいろいろあるようですね。

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  2. Jチームの若手ても同じような気がします。
    ここまで用具係がするの?

    チームの方針であれば、何も言えませんが・・

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  3. 非常に興味深いです!
    昨季からユースセクションの強化をしていますが、優遇されて甘やかされている…と選手が感じているとは。初めて聞きました。

    そしてインザーギ選手に問題意識があるとは。引退後もこのままクラブに残ってユースコーチになったらどうかな?と思いました。

    でもインザーギ選手こそ、イタリア男の象徴的なマンマ好きでは?

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