リッチな気分

先日、私の師匠の一人である理学療法士の先生がミラノを訪れてくれた。
私が、高校3年の時に膝の前十字靭帯を切り、千葉の川鉄病院で手術をしたのであるが、その時、私を担当してくれた先生である。当時の私は、今の息子同様、サッカー選手になる事しか考えていなかったが、その後、選手に成れないことを悟り、トレーナーの道に進むようになって、いろいろ相談にのって貰った先生である。清水エスパルス時代は、何か困ることがあるとまず最初に頼るのがこの先生であったし、今でも それは、続いている。

先生の名言には、「治そうとする前に壊すな」、「能力のある人間より仲間を尊重する人間をスタッフに選べ」、「筋における神経系のことは、まだ何も解っていない」 「冷やすこと、温めること。これは、永遠のテーマだ」、等、その時に私に必要なことを的を得て話してくれる。

私は、普段、レストランなど行ったことがないから、同僚の紹介してくれた地中海料理のお店、そして、GIANNINO というミラノでは有名人がくるお店に連れて行くことにした。
ここのオーナーがミランの関係者であり、私の患者さんなのだ。

私は、メニューは、金額から見るのが当たり前になっているが、今回は、特別なお客さんなので、金額を気にせず、お任せで進めてみた。
アンティパスタ(前菜)は、海の幸のサラダ、たことポテトのサラダを、そして、プリモピアット(第一皿)は省いて、セコンドピアット(メインディッシュ)は、お肉のお勧めを尋ね、、tgliata di manzo をお願いした。そして、最後は、ティラミス、レモンチェッロ、コーヒーで締めくくった。
私は、はじめて、メニューの金額を気にせず、そして、ワインのオーダーの際もウエイトレスにお任せにしたのだが、ワインメニューには、30ユーロ~数百ユーロがあるから 内心、不安だったが、最後に、オーナーが挨拶に来てくれて、すべてgratis(無料)となった。(もっと食べれば良かったと後悔したが、こんなものだろう)
ここに来るお客さんは、みんなお金持ちばかりで、ウエイターに今日のお勧めを聞いてそれをオーダーし、それにあったワインをお願いする。
この日に私がしたことは、これから先、絶対にできないことだし、結果的だがオーナーの奢りであったので、何かリッチな気分で食事ができた。しかし、帰宅のためにポンコツ車を運転して現実にもどってしまった。


コメント

  1. この薄切りステーキのレシピはシンプルでおいしそうなので,こんど実践してみようと思います。
    それにしてもTVクッキングの人,オイルを4回も,どば〜っと入れていたなあ…さすがイタリア。

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  2. GIANNINO 店の前は何度も素通りしてますが、
    一度は入ってみたいです。オーナー登場~!さっすが~!!(笑)そりゃ、遠藤さんには、支払いさせないでしょう

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  3. とてもおいしそうなステーキですね!

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