求む!ビジネスマン


こちらイタリア ミラノでは、長友佑都選手の話題がよく挙がっている。この長友選手がインテルと契約するまでの道のりにおいて、誰が育て、誰が一番お金儲けをしたのだろうか。
私は、誰が育てたかには、あまり興味はないが、誰がこの選手の成長で一番お金を儲けたかには大変興味がある。
彼は、明治大学在学中に東京FCの指定選手となり、東京FCACチェゼーナ、そしてインテルと渡って来た。この選手が東京FCからACチェゼーナに移籍する際に立石敬之氏の仲介がポイントとなっていることは分かったが、東京FCは、どれくらいの利益を得たのだろうか。上手くやったのは、ACチェゼーナだけなのだろうか。
インテル、ミランのようなビッククラブが、選手を獲得する時には、かならず巨額の移籍金を払うが、もし、東京FCが ACチェゼーナと同等の金銭を得たのならば、クラブのフロントとしては上出来だと思うが、そう簡単ではないだろう。
十数年前に中田英寿選手が湘南ベルマーレからペールジャ、そしてローマに移籍していく際の時とは、時代が違うし、日本選手に対しての外国人の認知度も違ってきているので それなりにビジネスとしてやっていることを期待したいがどうなのだろうか。
しかし、この世界は、代理人が儲けても提供する日本のクラブはただ同然で排出となってしまうのが現状だろう。

ところで 宮市 亮選手についてはどうだろうか。
高校のサッカー部から世界トップクラブにいきなり引き抜かれて Jクラブは、横目で指をくわえて見ていただけというのをみると まだまだ 日本は、サッカー後進国と言わざるを得ない。なぜなら この移籍で 日本人は、だれも利益を得てないだろうからだ。
私の想像で書いているから、真実はどうか知らないが、たぶん、アーセナルが、Jクラブと比べ、破格の条件を提示したので、Jクラブは太刀打ちできず、彼の所属の高校も全く利益を得ずに話がまとまったのだろうと推測する。まあ、こんなことをベンゲル監督から言われたら 舞い上がるのも分かる気がするけれども。
ACミランは、サンパウロFCから21歳のカカ選手を、12億円で獲得したし、18歳のパト選手に対しては、36億円を払って獲得している。そして、現在では、このパト選手をイギリスのクラブは、60億円で購入希望しているという噂がある。

昔、清水エスパルで働いている時のブラジルキャンプの際、カレッカ選手の出身クラブであるグアラニFCというクラブと練習試合をしたが、そこのスタジアムの増設観客席は、カレッカ選手の移籍金で増設したことを説明してくれた。その名もカレッカ席と言われていること知ったが、それはもう20年前のことだ。
世界のクラブで常識となっている「育てて売る」
なるべく高く売り、それをクラブの財源にし、より充実したクラブにしていく。これが 日本では、まだ常識になっていないような気がする。それとも日本の社会では、このような考え方を 「人身売買」と思っている風潮があるのだろうか。
世界のサッカー界では、この経営方針で運営してるクラブは沢山ある。
また、ブラジルでは、海外のクラブから獲得の話を得るとその選手をすぐに近燐のクラブに高額で売却し、そこのクラブから移籍させるなど賢くやっているのが、当たり前だそうだ。

Jクラブは、水がない雑巾を絞ることに専念しているが、水がぼたぼた落ちている雑巾を絞った方が、良いのではないだろうか。もうそうしなければならない時が、日本にも来ていると思う。
日本のサッカー界に、金儲けができるビジネスマンの起用がなければ、日本のサッカーはこれ以上の発展はないのではと危惧している。
サッカー選手のレベルは、世界にどんどん近づいているものの、ビジネスとしての日本サッカーは、まだまだ発展途上にもなっていない未開の地なのかもしれない。


コメント

  1. サッカーも野球も海外に選手がどんどん出ていくようになってきたので
    こういうビジネスもきちんと展開していけるように
    ならないといけないでしょうね。

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  2. 過去にさかのぼって移籍金は払われるそうですね。
    先日愛媛の長友選手の母校だか、かつての所属クラブ(小学生時代)だかが数十万円を得たという話を見ました。
    だとするとFC東京もそれなりの金額を得たのではないでしょうか?

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