3か月経過

あっという間に3ヶ月が過ぎてしまいました。
更新がないとみんなに言われて今日に至っています。

さて、この更新をさぼっていた間に色々なことがありました。

やはり、一番は、エスパルスが一向に勝てないということです。
間近で様子を見ていましたが、サッカークラブの運営は、簡単ではないことを感じます。結局、現状良ければすべて良しということはないのですね
数年間の蓄積が今の結果だと思うと、この半年でそれを取り返すということは、できないのでしょう。
現状の結果は、後からしっかり現れてくるのです。だから、先を見込んで何か対策を取らないといけないのでしょう。
誰もがこんなことは分かっていますが、当事者は簡単にはいきません。

私としては、怪我人の復帰のために協力させていただき、外人3人に復帰の目途がついたところで少し離れ、次の仕事を決めたところで、また、2人の外人選手が、怪我してしまいました。
時間が許す限りお手伝いをさせていただきましたが、途中で投げてしまった形になってしまいました。でも、エスパルスのトレーナーは、しっかりしていると思いますので順調に復帰すると思います。

そして、次の仕事というのが、選手個人との仕事でした。ミランの選手の要望で1ヶ月間治療をすることです。
この選手は、昨シーズンは、私が担当していて騙し騙しプレーをさせていたのですが、今シーズンは担当者がいないので、お呼びが掛かったということです。

ジャンパーズニーです。
ミランの一員でないので、ドクターの責任下で仕事をしないため、自由に治療でき、やり易さでは、昨年の比ではないのですが、アスレチックトレーナー、コーチとのコミュニケーションが容易でないため、そこに問題が出てきています。
やはり、組織で協力して、復帰させるという事が一番良いのでしょうが、難しいですね。
治療の感触としては良くなる感じがするのですが、翌日は、痛みが戻っているという繰り返しの日々が10日続いています。何が問題かを振りかって考えています。

そんな中、トレーニングの現場が見れないのでミランのスタッフと会話するのですが、今一歩ピントが合わないのです。

何々のトレーニングをしていいのかとか、 この治療をしていいのかとかの問答になってしまうのです。
私は、選手の状態を伝える際、気を付けていることは、まず、今の状態を説明します。局所の問題、特に痛みを感じている箇所の状態(腫れている、熱感がある等)、そして、なぜそこに痛みを感じているのかの原因を自分なりの推測(大腿直筋が過緊張とか、中殿筋の左右差とか)の改善の必要性を伝えます。
そして、最後にネガティブリストを伝えます。
これは、これだけはやらないでということです。例えばこの選手の場合は、ジャンプ的な動きは極力やらないでということです。
この伝え方が重要だと思います。この伝達で、アスレティックトレーナーは、自分で判断し、自分でメニュ-を作れると思います。

以前、私は、選手の引継ぎでよく言われたのですが、「明日は、俺は試合に帯同するからこれとこれをやっておいてくれ」と伝えられることがありました。
こんなの全くおかしな引継ぎじゃないかと思っていました。そこで、私は、「じゃ、これとこれをやれば良いんだな」というと、「そうだ」という答えしか返ってかなかったので、それにもびっくりしたことを憶えています。これじゃ だめだとな!

今の安保法でも同じようなことが言われていますね。

【安保法制】賛成派の有識者は何を語ったか





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