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一丸となる事の重要性

我々の仕事先の決定は、100%「伝手(つて)」で決まる。
我々の業界の日本人は、伝手で就職してもそのクラブへの忠誠心が強いからまとまりやすいが、海外では個人が強いからバラバラになり易い。
ミランに20年も在籍しているとそれを露骨に感じたシーズンもあった。


ミランの医療部は、クラブの役員の伝手、監督の伝手、そして医療責任者の伝手で集まっている。
医療責任者は、自分の伝手だけで全員の部下を連れて来れれば、それなりにその方針に従い、まとまりやすく、違和感はない。

しかし、役員や監督の伝手で入った者は、そう簡単には責任者の指示に馴染もうとしない。

まず、役員の伝手で入った者は、仕事もできないし、いい加減で 損得しか考えず、戦力にはならない。
大抵の場合、使えない奴は、役員の伝手で入って来ている。

ミランのトレーナーは、7人もいるから遊ばせてうまく使えば良いだけだ。決して排他なんてしない。何しろバックは、役員だからとみんな分かっている。

しかし、監督が連れて来た者は、仕事はバリバリやるが全く協調性がない。
これが大変だ。

クラブの現場のボスは監督なので、監督の後ろ盾を前面に出してくるトレーナーがいると災厄の医療体制になってしまうこともある。

「監督は、こう考えているから 私の言っていることが正しい。」と主張するからどうにもできなかったこともあった。
そしてそのしわ寄せは、選手の怪我、再発、成績に現れる。
医療責任者は、監督の方針だと言われると何も言えないこともある。

これじゃ今年の医療部は纏まらないな!強くならないな!
と思ったシーズンが何回かあった。

トレーナーそれぞれの考え方、立場があるから強くは言えないが、自分が選手のため、チームのため、勝つためにどうあるべきかを考えて物を言ってほしいものだ。(もちろん本人はそう考えているから始末が悪い)

なぜか監督が連れてくるトレーナーは、多くの場合、自信に満ち溢れている。
世間で優秀と言われている監督も癖の強いスタッフを連れて来て医療グループを乱し、破壊することもあった。

今シーズンのミランは、昨シーズンの医療責任者を解雇し、新しい責任者となり、メンバーは一新したが、監督、役員の伝手で来た者が同数づついるので 責任者も大変だ。
私は、責任者の誘いで入っているから責任者も私に愚痴を溢すことが時々ある。

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