語学

私は、副業で 出張治療をしているが、フランス人婦人の治療に最近通っている。そこに2歳になるSAN君がいる。
この家庭は、お父さんが、ギリシャ系のイタリア人、奥さんは、フランス、コルシカ島出身の活発なご婦人であり、お手伝いさんとベビーシッターが、フィリピン人である。
このSAN君が私に対し、最初のうちは顔見知りして話かけてこなかったが、最近、やたらと話しかけてくるが、何を言っているか全く分からない。

なぜならば、この家庭では イタリア語、フランス語、英語がチャンポンで使われているのである。
このSAN君には2人のお姉ちゃん(11歳と13歳)がいるが、お母さんとの会話は、イタリア語、フランス語のチャンポンであり、そこへお手伝いさんが、英語で話しかけてくると、突然、3人の会話は英語になるのである。
したがって、このSAN君は、この3カ国語をチャンポンにして私に話しかけてくるので 理解できるはずがない。お酒のチャンポンの経験はあるが、言葉のチャンポン、しかも3カ国語は、初めてだった。
このSAN君は何も知らず、ある歳になった時には、もう3カ国語が出来るようになっているのであろうから 日本人にとっては大変うらやましい話してある。
このような語学教育もあるのだなと思ったが、まずは、両親が3カ国語が出来なければ始まらないかな!

コメント

  1. 語学は子供の時に生活の中で覚えるのが一番…と聞いたので、理想的な環境ですね。自分は語学苦手なので、違う言語に切り替えると発想や思考が広がるのかが気になります…より複雑/広大になるのでしょうか??

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  2. 3ヵ国語ってのはすごいですね!

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  3. イタリア滞在中は大変お世話になりました。旅なれていないので日本に帰国して時差ぼけです。やっと落ち着きました。

    サンシーロでの試合観戦は一生の自慢話になりました。競技場地下のビュッフェバイキングは、お金を積んでも手に入れることができない何かの中に身を置いた人生最初の経験です。最後の経験になるかも知れませんね。日本人は2人だけでした。そういえばマルディーニの姿もありましたよ。

    サンシーロの熱狂を肌で感じると、サッカーこそが情熱だと分かります。サッカーの魔力に人生を絡めとられていく者があとを絶たない理由がよく分かりますね。
    イタリアでのよりいっそうのご活躍を期待しております。日本人を代表して頑張って下さいね。

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