教わるより考えて!



最近、プロにおいてもアマにおいても指導法に問題が提起されていて、暴力で指導したりするが、そこには、歴史がある。
そのスポーツにおける歴史、そのクラブにおける歴史、指導者自身にも歴史があり、さまざまだ。

自分が生きてきた歴史を振り返りながら指導をしている指導者が 一般的だ。
そして、ちょっと賢い人は、そこで 学習し、自分の歴史観に学習したものをプラスする。
しかし、これでは、大したことはない。
大切なことは、これに自分の観察力を加えることだ。

つまり、自分が生きてきた歴史感に、学んだ知識を加え、そして、何をすべきか思考する。この思考が無い人は、薄っぺらい指導者、知識はあっても知恵がない指導者になってしまう。

海外の有名クラブで指導法を学ぼうが、どこで学ぼうがそれは大切ではない。

指導者自身が、今、チーム、また、各個人に何が必要であり、何をすべきか考えることだ。

私は、そう思っているが それが正しいならば、イタリアでは、こうやっているとか、ドイツの指導者はこう言っているとか、日本人はここがダメだ。というような言葉は、出てこないはずだ。
インターネットや、留学等で海外がどんどん近くなっていて 知識を得るのは簡単になったが、「指導者自身が考える」ということを 重要視しなければ、良い指導者にはなれないのだろう。






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