緊張感

選手よっては、年間公式戦で60試合をこなし、代表選手は、シーズン中は、常に週に2試合をすることになる。
これが皆さんには、どのように感じられるだろうか。
ミランの選手レベルになれば、週2回の試合が、特別の物ではなく朝飯前ぐらいの簡単な物ぐらいに思っていると思っているのではないだろうか。

基本的に、試合の前日は、ホームゲームの場合、milanelloスポーツセンター(ミランの練習場)に宿泊し、アウェイでは、ホテルに泊まる。
これは、試合前の準備のためであるというよりも試合に集中するためである。
私は、ホームゲームで時々、遠征では、選手と一緒に宿泊するが、選手のその様子は、いろいろである。

ある選手は、いつもと変わりない態度で陽気であったり、ある選手は、明らかに様子が変わる。
様子が変わる選手の一番は、身体のどこかが痛くなる場合が多い。そして、選手によっては試合直前まで訴え続け、本当にこの選手は試合が出来るのかと思うくらい痛い、痛いと言っている。
しかし、グランドに入ると また 別人のようにさりげなく優雅なサッカーをし、そして、試合が終わった後は、治療はもちろんせず、痛いの一言もなしでロッカール―ムを出ていく。

これらは、明らかに緊張からである。そして、それが、国内リーグ戦でも同じである。

皆さんは、こんな選手をどう思うのだろうか?

私は、こんな選手は立派だと思う。
常に自分を試合前に最高のコンディションにするために全力を尽くすという意味で、立派である。
明らかに過緊張なのであり、無駄なこともいろいろあるが、私がもし選手ならここまで出来ない。
以前に、私もそれに付き合わされ、試合前日の夜に3時間もマッサージをさせてもらった経験があるが、あまり、嫌な感じはしなかった。

先日、いつものピッコロピアニストと治療中に話したが、彼女も演奏前は、唇が真っ蒼になるとお母さんが言っていた。本人は、「それが普通でしょ」とあっさり言っていた。

どちらにしてもこの過緊張が、最高の結果に欠かせない物なのではないだろうか




コメント

  1. でもその緊張に負けないのがまたプロなんですね!

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  2. 緊張は試合前の一つの儀式みたいなものみたいだと思いました。集中から神経が敏感になって。そこを通らなければパフォーマンスが維持できないと。そこに世界があることが凄い。本当に取り上げる事柄がいろいろで面白いです。今日ヤヒロ君の番組が静岡でありました。3人の少年のスペインのトレーニングに参加した内容でした。こちらも面白かったです。
    kageyama

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  3. 緊張を楽しむ様になれたら一人前なのかもしれません。
    また、緊張しなくなったらそれで終わりで、プロでは無くなってしまうのかもしれません。
    あなたは 仕事に緊張してますか。
    私の答えは

    「最近はちょっと薄れてきています」

    というのが現状です。

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  4. 親のしてきた仕事をする。という環境の中に、始めたころいろいろ変えなければと自分なりの考えでこの店と関わってきましたが、どんどん保守的になり動かない自分があります。その時間の中には一度も緊張ということがなかったと思います。それは幸か不幸か。あなたの薄れてきている緊張と私の緊張を作り出さなければと思っていることは、これからどうなっていくのでしょう。そこを楽しめれば!かな。このアーケードに長く居過ぎました。ありがとう。kageyama

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  5. アーケードを捨ててどこ行くの?
    捨てられるも、捨てられないもの・・・
    どの枠の中で何を考えるのか・・・

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  6. ドイツ滞在28年の私。楽しくブログ読ませていただいています。忘れていました、私のブログはhttp://blogs.yahoo.co.jp/osome592005です。
    2005年から書かれており、なぜ自転車で世界一周に旅立ったか、そして、今の生活「毎日の生活を楽しむ」感覚が読み取れると思います。お暇な際は覗いてみてください。

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  7. 「ACミランで活躍する日本人トレーナー遠藤友則氏!」
    皇潤のTVコマーシャル見ました!!
    皇潤効きますか?

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  8. OSOME様
    ご無沙汰しております。
    相変わらずお元気そうですね。
    そちらのブログ拝見させて戴きました。
    全く私と違う世界ですね。そこまで行くには、まだまだですが、コツコツ進みます。

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