変化して成長


最初にミラノに来た時の日本料理店(RISTORANTE GIAPPONESE)は4件ほどだった。

来伊後、数年である超高級日本料理店は潰れ、それから、2002年のワールドカップ後、急速にミラノに日本料理店が、オープンし始めた。
それまで4件程だったのが、一気に数十店になった。
そして、ここ最近、スーパーマーケットでも醤油、寿司が売られるようになった。

イタリアは、食事に対して(そのほかもそうだが)保守的な国だが、日本の料理の価値は、浸透し始めているようだ。(単にカロリーが低いから、ヘルシーな食事ということかもしれないが!)
このサイト見ると、うーーーーんと うなずいてしまう。



しかし、イタリア人からしてみれば、我々が学生時代に喫茶店で食べた「スパゲティーナポリタン」は、イタリア人からしたら、想像を絶する食べ物と思うだろうが、それを普通に食べていた。

こうなると お互い様だ。

こちらミラノに来て、カレーのレストランに行ったことがあるが、日本のココ一番のカレーの方が数段おいしく思うが、多分、いや絶対に、インド人からしてみれば、ココ一番のカレーが、カレーとは、思わないのだろう。
カレーを食べるために、インド料理店に行きたいとは、思わないが、日本に帰国した時には、必ず、ここ一番のカツカレーと餃子の王将には、立ち寄るようにしている。

サッカーの発祥は、イングランドだが、それぞれの地域で、その環境、国民性で、変化し、独自のサッカーを作り上げている。

ベースボールと野球が違うように、ぜひ、日本独自のサッカー、つまり蹴球を育てていってほしい。

もしかしたら、それができるのは、日本人監督ではなく、、知性と教養を持っている外人監督かもしれない。なぜなら、日本人のすばらしさ、欠点を彼らは、観察しているからだ。

それか、、長谷部、長友等の海外で活躍している現役が選手を終えて、日本に監督として帰って来た時が、日本が世界レベルの国になっているのだろう。


BUON NATALE!




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