契約更新

リーグ戦も終わり、ミランと契約して以来の散々たる成績だった。
今回の契約更新交渉は、言いたいことをすべて言った。(と言うよりも言葉ができるようなになったのかもしれない。)仕事での矛盾、評価方法等色々あった。
しかし、こちらヨーロッパでは、この矛盾の世界で当たり前にみんなが生きている。それは日本に住んだことがないからだ。
最近は、自分が正しいことをしているのか、間違っていることをしているのか判別ができなくなってきているように感じる。

イタリア人の友人からは、遠藤もNAPOLITANO(ナポリの人)になったと言う。これは、要領が良くなったと言うか、狡賢くなったということだ。

今シーズンで終って日本に本帰国するつもりでいたが、日本での働き先の都合で、来シーズンもう一年いることになった。
15年を振り返ると、もっとできたんじゃないか、もっと日本人としてのプライドを持って行動すべきではなかったかと思う。

明日は、新しくなったミランのオフィス「カーザ ミラン」に行って 契約更新のサインをしてくる。

海外で働いてみないと分からないことがたくさんあるが、それは、日本と言う国がとても素晴らしいという事だ。

海外から日本に働きに来た人々は、みんながみんな 「日本は素晴らしい」という。私はここミラノで生活するまでは、皆さんと一緒で、日本のすばらしさは、分からなかった。これは、当たり前だと思う。

ベンゲル監督の言葉が 心底 じーーーんと感じた。海外に住んでいる日本人は、これを見て心を打たれると思う。
皆さんも見てください。

私は、ベンゲル監督に初めて会ったのは、ロナルジーニョとシェフチェンコのチャリティーマッチがカンプノーで開かれたとき、彼が監督でシェーバに紹介してもらったときだった。、彼は、私に、「日本人のトレーナーなら しっかり仕事をするね」と言われたことを覚えている。






コメント

  1. https://www.youtube.com/watch?v=pr7fFLAN6oQ
    これを見ると歴史観が変わる

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  2. 日本の歴史を自虐的に作り上げた日狂組にも問題がありそうな。
    ただ,日本の良さに甘んじていてはいけない,だからこそ外に出て修行する,
    そういうのも日本人のメンタリティではないでしょうか。
    Tomendo氏も最初はそういう視点から外に出たのでは?
    私もNZに住み始めて7年目,日本の良さはじわじわと感じております。

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    1. ご無沙汰しております。そうですね。世界で日本が特殊という事を若いうちに知ることは大切だと思います。
      私は、38歳からミラノで働き始めました。もっと早く来たかったです。早すぎるのも問題だけど。

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  3. 監督が変わっても、チームが変革の年でも必要とされるのは羨ましくもあります。
    今シーズンお疲れさまでした。
    気をつけて行ってきてください。
    もしblogの更新できそうなら、南米の事情気になります!

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