復帰

スポーツは、勝負事だから「勝ってなんぼの世界」と言われている。しかし、本当にそうだろうかと最近思う。

ミランが停滞し、エスパルスがJ2に降格し、両クラブとも勝つことに必死である。しかし、それぞれのクラブには、その置かれた環境がある。

お金をつぎ込んでも簡単に勝てない中で、中途半端に勝とうと思っても世の中そうはいかない。しかし、試みなければいけない。といった感じが両クラブから感じる。

目先で頑張ることは当たり前だ。しかし、もっと重要なことは、なぜJ2に落ちたのかを分析し、修正案を作り、それにそった抜本的な改革が必要なのは、企業経営者なら分かっているはずだ。

J2降格からもうすぐ半年になる。来年J1に復帰してもしなくても新しいクラブの方向が見えたらサポーターも応援のしがいあるのだがどうだろうか。

エスパルスは、「地方のクラブらしく奇抜にアグレッシブにファンに愛されるクラブ」がkeywordのような気がする。

サンフレッチェ広島とエスパルスの強化費の差は、ほんの数億円と聞いた。

どうせ金をつぎ込むなら、3~5年計画でサンフレッチェのように世界で第3位というくらいのクラブに作り替えてほしい。

堀田先生は、いつも日本の最先端の組織を作ってきた。田舎町でありながら最先端のサッカー環境を作ってきたし、常に作ろうとしていた。
そのDNAを受け継いだ船頭がフロントにいるのかな。メディカルについてしか関与していないから分からないが、そうあってほしいという願望から今日は遠いミラノから書かせて頂いた。








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