驚いた やっぱり効果ある KINESIO

先日、隣の家のお兄さんが、ゴールキーパーしていて無理な姿勢でセービングして肩を痛めたから見てほしいと言われた。

肩鎖関節の捻挫である。


関節に変形はないが 圧痛あり ROM制限もあり、運動痛があった。私の診断では、ほっとけば治るだろうし、ダメならそれから治療していけば良いと考えた。



「たいしたことはないから、氷で冷やして そして 2~3日様子を見てから治療をしよう」と 言おうと思ったが、ふとKINESIOテープをやったらどうかという考えが浮かんだ。
まさに絶好のモルモットである。
棘上筋の緊張が取れればそこそこ痛みや可動域制限も取れるのではないかと思ったからである。
鍼では、刺激が強すぎるとひどくなりそうだし、皮内鍼も良いけど手元になかった。 それにも増して、イタリア人に 「ハイ、今から鍼します」というのも面倒だし、説明が大変である。
それに対してKINESIOテープでは、ひどくなることは絶対無だろうし、KINESIOによる自動マッサージで棘上筋の緊張がほぐれれば、炎症がとれ、可動域は改善されるだろう。という推測である。
隣人には、MAGIC TAPEを貼るから痛め止めの薬を飲まないで、貼らないで、塗らないでとお願いした。



翌日、結果はどうか気になったので帰りに寄ってみたら、肩の可動域は改善しているし、圧痛こそあるが、運動痛はほとんどなかった。


「このマジックテープには薬が貼ってあったのか」と、彼に聞かれたので、
「何も塗ってないよ。ただのマジックテープだよ」と、私は、答えた。そして 「効くと思えば効くんだよ。」と加えた。


そして、また、新たにテープを貼ってあげた。

なかなか やるじゃないの KINESIOTAPE

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