アメリカ仕様

今日、アメリカ デトロイトから帰りました。家族のいない家は、何とも言えない感じです。家の中は、徐々に泥棒が入ったか状態になりつつあります。
今回は、デトロイトという街のみの遠征でした。
まず、空港について、そこからホテルまでが渋滞であり、ゆっくりとその街の様子を見ることが出来たのですが、まず、感じたことは、日本車がとっても少ないということでした。そして、ベンツ、BMWもです。
私は、南米こそブラジルしか行ったことがありませんが、その他の国はたいてい訪問しています。いつも思うことは、日本車の多いことですし、日本車の世界進出を実感していました。そして、カリフォルニアでも同様でした。
しかし、今回は、アメリカの自動車製造都市デトロイドだっただけに、外国車がとても少なかったことです。
そこで、今回の世話人にこれについて聞いてみたら こう答えが帰ってきました。
「デトロイトで外国車にのっていら、明日の朝、そこに車があるかどうか心配で眠れないよ。」と言われました。
そうなのです。ここは、ワシントンでもなく、ロサンゼルスでもなくデトロイトなのです。工業製品のトップは、自動車産業なのです。
面白い物で、日本、イタリアで米車を見ると大き過ぎるように感じますが、ここ米国では、それを感じないのです。アメリカは広いのです。そして、米国人はデブが多いので、大きい車でなければ乗れないのです。道路も左折のための中央部安全地帯が常に確保されているです。すべてがビッグです。
これがアメリカ人仕様なのでしょう。
また、彼らは、自分達仕様が、世界仕様になると思っているから凄いのです。以前は、それで問題なかったから良かったのですが、今はもう時代が違うのです。
しかし、アメリカは、凄い!
工業国アメリカは、もう終ったのです(これは周知の通りですが、現場は、そうはいかない)が、彼らは、次に世界に対して自分達仕様の主張を、IT産業で復活し、そして金融界でまた、発揮しましたから凄いのです。
今回も リーマンショックという結果でポシャリましたが 新しいことが次から次へと出てきて、落ちぶれていく国では無いようです。
アメリカは、南ヨーロッパ諸国と違い、人生を謳歌しているだけではなく、次々と自分達の道理、主義で新しい事を作りだし、世界標準化しようとしているのです。
これが、アメリカ人の本能なのでしょう。
日本人の本能は、何なのでしょうか!
じっくり考え、そして、その本能を武器に世界に対し主張する必要がありそうです。そうしないと 明日の日本はないのではにでしょうか!
まさに アメリカ人の生活信条は、アグレッシブ思考であるり、、日本人生活信条は、ネガティブ思考に感じてしまいます。
これは、DNAを変えることが出来ないことと同じように変わらないでしょうか。
しかし、DNAだって突然変異で変わることがあるのです。(江戸時代に黒船が来てから変わったのです)
その時代、その時の世界情勢が、どちらに味方をするかどうかで、どの国が繁栄するかどうかということになっているのでしょうか。
でも、どこの国が生き延びるかといえば、日本ではなく、アメリカのような気がします。そして、ヨーロッパは、全然ダメ! 強いて言えば、アメリカに対抗できそうなのが、中国ではないでしょうか。
私が投資家なら一番が、中国、そして、アメリカであり、その次にブラジル、インドです。そして、ヨーロッパ、日本は、全く問題外の国になっています。

コメント

  1. アメリカは食料自給率では生き延びそうですが
    案外中身はダメダメなんですよ。

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