体重
昨日で 一日午前 午後練習というシーズン始めのトレーニング期間が終了し、今日から、1日1回、時々2回の練習というシーズン中のモードに入った。
要するに 身体を鍛える段階から戦術等の練習が中心となる時期に入った訳である。
いつも感じるのだが、この1ヶ月は本当に疲れる。朝から晩(夜)まで 立ちずくしだから持病の左膝が重くなってくるが、これで私自身も肉体的には楽になっていくだろう。(反対に精神的なストレスは増えてくるのだが)
ところで 今年は、栄養を担当するドクターが変わったためサプリメント、ミラネ―ロの食事メニューも変わった。
この一ヶ月で選手の体重は、選手によっては、2キロ~3キロも増えた選手も出て来たので、それをミーティングの話題に出したら、同僚はじめドクター(栄養担当のドクター、栄養士は抜き)も、全く問題なく、むしろ、これだけの練習量をこなしているのだから「良いこと」という事になって、私の心配は無駄なものになってしまった。
しかし、私は、納得がいかない。
新しく来た同僚は、自分が、ラクビー選手の時のことに例えて説明していたが、レベルの違いと感じ、それ以上反論する気にならなかった。(というより、論破できる程の語学力がないというのが本当の話しである)
私は、サッカー選手の話をしているのであり、ラクビー選手の話をしているのではない。
彼とドクター(このドクターもイタリア代表のドクター)は、ラクビーとサッカーの走行距離の違い、使う筋の違い等、知らないのではなく、全く考えていないのだ。
私は、サッカー選手の話をしたいのであり、しているのである。サッカーにおけるポジションの違いでトレーニングは変えるべきぐらいに考えているのにラクビーもサッカーも同じでは 話が続かない。
また、スポーツの違い以上に、その選手の体質、プレーの特長等の特異性を重要視すべきと考えているし、体重の増減が、年齢によってもその影響がかなり違うと思っている。
それが、ミーティングであっさり「良いことだ!」で終わってしまった。
一般に筋肉がついて筋力が上がることは、良いことだと思われているが、反対に身体が重くなり、パワーフルになる一方、切れ味が無くなることも考えないといけない。
何でも効果とその副作用も十分に考慮すべきである。
また、バランス良く筋力が上がっていて、そして エアロビックな面も成長していれば良いが、そうでなければ、いつも怪我ばかりの選手になってしまう。
従って 体重の増減は、その裏にある副作用を考えないといけない。
だからその増減を注意することが必要だし、選手のパフォーマンスにどのように影響するかを十分に検討する必要があると思う。
経験的に、シェフチェンコという選手がいたが、彼は、20歳でミランに入って来たが、スピードあふれる選手であったが、それから数年後は、スピードは無くなり、パワーフルな選手に変わってしまった。要するにプレースタイルが全く変わってしまったのである。これが良いことか悪いことかは分からない。そして、2006年のワールドカップ以降、そのパワフルなプレーが落ちたらタダの選手になってしまった。
その他にも このクラブに来てから筋トレに時間を費やしたためにいつも怪我に悩まされている選手もいる(エアロビックのトレーニングのと関係があるからすべて筋トレが悪いというものではない)。
体重が、増えたという事は、暴飲暴食をして体重が増えたなら答えは、簡単だが、トレーニングをして増えたというのもその状況を十分に考慮する必要があると思う。
要するに 身体を鍛える段階から戦術等の練習が中心となる時期に入った訳である。
いつも感じるのだが、この1ヶ月は本当に疲れる。朝から晩(夜)まで 立ちずくしだから持病の左膝が重くなってくるが、これで私自身も肉体的には楽になっていくだろう。(反対に精神的なストレスは増えてくるのだが)
ところで 今年は、栄養を担当するドクターが変わったためサプリメント、ミラネ―ロの食事メニューも変わった。
この一ヶ月で選手の体重は、選手によっては、2キロ~3キロも増えた選手も出て来たので、それをミーティングの話題に出したら、同僚はじめドクター(栄養担当のドクター、栄養士は抜き)も、全く問題なく、むしろ、これだけの練習量をこなしているのだから「良いこと」という事になって、私の心配は無駄なものになってしまった。
しかし、私は、納得がいかない。
新しく来た同僚は、自分が、ラクビー選手の時のことに例えて説明していたが、レベルの違いと感じ、それ以上反論する気にならなかった。(というより、論破できる程の語学力がないというのが本当の話しである)
私は、サッカー選手の話をしているのであり、ラクビー選手の話をしているのではない。
彼とドクター(このドクターもイタリア代表のドクター)は、ラクビーとサッカーの走行距離の違い、使う筋の違い等、知らないのではなく、全く考えていないのだ。
私は、サッカー選手の話をしたいのであり、しているのである。サッカーにおけるポジションの違いでトレーニングは変えるべきぐらいに考えているのにラクビーもサッカーも同じでは 話が続かない。
また、スポーツの違い以上に、その選手の体質、プレーの特長等の特異性を重要視すべきと考えているし、体重の増減が、年齢によってもその影響がかなり違うと思っている。
それが、ミーティングであっさり「良いことだ!」で終わってしまった。
一般に筋肉がついて筋力が上がることは、良いことだと思われているが、反対に身体が重くなり、パワーフルになる一方、切れ味が無くなることも考えないといけない。
何でも効果とその副作用も十分に考慮すべきである。
また、バランス良く筋力が上がっていて、そして エアロビックな面も成長していれば良いが、そうでなければ、いつも怪我ばかりの選手になってしまう。
従って 体重の増減は、その裏にある副作用を考えないといけない。
だからその増減を注意することが必要だし、選手のパフォーマンスにどのように影響するかを十分に検討する必要があると思う。
経験的に、シェフチェンコという選手がいたが、彼は、20歳でミランに入って来たが、スピードあふれる選手であったが、それから数年後は、スピードは無くなり、パワーフルな選手に変わってしまった。要するにプレースタイルが全く変わってしまったのである。これが良いことか悪いことかは分からない。そして、2006年のワールドカップ以降、そのパワフルなプレーが落ちたらタダの選手になってしまった。
その他にも このクラブに来てから筋トレに時間を費やしたためにいつも怪我に悩まされている選手もいる(エアロビックのトレーニングのと関係があるからすべて筋トレが悪いというものではない)。
体重が、増えたという事は、暴飲暴食をして体重が増えたなら答えは、簡単だが、トレーニングをして増えたというのもその状況を十分に考慮する必要があると思う。
確かにサッカーとラクビじゃ
返信削除全く違う筋肉使いそうですしね。
筋肉のバランスが大事なんですね。
返信削除でもこういう内輪話を聞くと不安になります。ディテールにどこまでもこだわって欲しいものです。