合宿終了

昨日で合宿が終了した。

大きな問題はなかったが、私が診ている選手に膝の痛みがあり、MRIの検査結果が芳しくなく、合同練習から離脱し、膝周辺の筋力アップが課題となった。
これは私の仕事ではなく、フィジカルコーチが担当することになった。

しかし、なぜ膝（内側）に痛みがあるか原因を付きとめないと試合が連戦になれば、痛みが再発してしまうであろうから原因を付きとめなければならない。

彼は、内転筋の手術を昨年しており、左右の筋力のアンバランスが顕著であり、拮抗筋のバランスも崩れている。そこに何かあるのではないかとここ数日考えていたが、どうやら筋力のアンバランスの問題だけではないようだ。

むしろ足関節に問題があり、着地時の力が足首（足底）で吸収出来ず、そのまま膝に掛かり過ぎたのではと仮定した。
足首のROMの改善を目指すことにしたが、この推測が当たっていれば良いのだけれどもどうかな？

Susoもmontolivoもエンジン全開とはいっていないが、低空飛行ながらも無事に合宿を終了した。

一昨晩は、最後の夕食が自由となり、選手は、友人同士でレストランを予約していたが、寿司派とステーキ派に分かれていたようだ。

スタッフ30人ほどは、練習場の近くにある監督がオーナーであるレストランに行ってガッツリ御馳走になり、久しぶりワインと魚料理で満喫できた。
さすがスタッフをファミリーと強調している監督だけに羽振りも良かった。

この合宿で感じたことは、スタッフのグループ意識がとても強い事だ。
監督をはじめ、南部出身者が多いためか毎日数回のあいさつが面倒でしょうがない。監督、コーチは、毎日必ず1人1人に握手も求めて挨拶をしてくるし、もし、それを省くようなことをすると怒られてしまう。

今までとは、違う雰囲気だ。 これを負けているときもしっかり続ければ、成績も悪くなることはないように思う。

明日からアメリカ遠征