アジアで行こう!



2010年 アフリカ大会もいよいよ大詰めである。そして、初めて日本が世界に何かを示したという大会であった。最近、スポーツニュースでは、今大会で活躍した日本人選手の海外移籍が話題になっている。大変良いことだと思う。
どんどん出て行くことが、日本のトップクラスの選手には大切だと思う。

ところで それでは、Jリーグはどうするのだろうか、それが心配である。
チームの中心選手が抜けることは、新しい中心選手が育つから問題ない。しかし、Jリーグの全体的なレベルは、維持できるのだろうか。抜けた選手、つまり、代表レベルの選手が、いなくなったら観客動員云々と共にレベルの低いサッカーになってしまわないだろうか。
10年前の日本のサッカーと20年前のそれとでは、全く違う。
それは、Jリーグというプロサッカーリーグが発足したからだ。
大切なことは、Jリーグのレベルの維持、もしくはアップをして行かないと、今後の日本代表選手は、海外組のみなどということになりかねないし、まだまだ、日本は、南米がそうなっているが、そのようなレベルには、程遠い。

そこで 前回 ありがとう日本代表で取り上げたように、外人枠を広げることが必要であと思う。特に アジア枠である。
「若手選手が活躍する場がないから育たない」などという人がいるが、レベルが低い所でいくらやっては何も無い。
ここ数年、クラブ数を増やし続けてきたJリーグ、次に考えることは、アジア人枠の拡張だ。
アジア人枠を UEFA(ヨーロッパサッカー連盟 ボスマン判決)と同様にアジア人は、Jリーグにおいて外人とみなさないことにするのだ。

これを進めることで 次の利点がある。
・日本、アジアのレベルが維持出来る。もしくは向上する。
・Jリーグがアジア地域の中心選手の競い合う場となる。(ヨーロッパ地域におけるイタリアリーグ、イングランドリーグのようになる)
・これからはアジアの時代と言われ始めている経済界において、日本企業の進出、日本のイメージ向上、プロモーション活動に貢献する。

今までの過去を振り返ると、ヨーロッパのサッカーを抜きに語れないが、今後、10年を考えると、韓国のサッカー、日本のサッカーは、世界が見えつつある位置まできているで 何かが必要だ。まだ、追いついた訳でもないし、南米のレベルにも程遠い。それには、アジアのレベルを上げること。つまり、ボトムアップが、必要である。
アジアというレベルでサッカーを見る時、アジアのサッカーの最強リーグがJリーグとなっていれば、かなり変わるのだろう。また、それを確立することが、世界のサッカーに近づく第一歩のような気がする。

日本企業と共にもっとアジアを攻めていこう。





コメント

  1. 是非!セリエAに多くの選手が来て欲しです! 特に若い選手にはガチガチのイタリアサッカーを肌で感じてもらいたと思ってます。

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