懐かし友人

先日、このブログに突然、高校時代の友人からコメントが入った。ただ 名前は「KAZU」しか書いてない。このkazuだけでは 全く分からない。ただ、コメントの内容から、学生時代にきちんと勉学に励んだ友人でないらしいことは、察することが出来た。

結局、数回のブログ上でのやり取りで誰かが分かった。何と 「かずや」だった。もう何年も会っていない高校時代のクラスメートだった。
当時、俗に言う勉強が出来る生徒はこの学校には山ほどいたが、「こいつ、ちょっと違うな」的な生徒は数人しかいなかった。そのちょっと違うな的な生徒の中には、私ほど学校の成績が悪い者はいなかったが、唯一、彼は、学校成績は悪いが、切れ者という異端児で、私の尊敬する学友の一人だった。
何しろ、学校には来ない、来たと思ったら遅刻する、早退するのが常であり、髪型は当時流行りのリーゼント(ちなみに私はボ―ズとスポーツ刈りの繰り返しの3年間)でビッシリ決めて来る。
街では常に女の子を連れている。しかもすべて年上の綺麗な子である。(私の当時の印象であって今の感覚でないことは断っておく!)しかし、たまにしか出席しない授業も無難にこなせる。
サッカーしかしていなかったとういうかサッカーしかできない、知らない私達(あえて私達と書いたの私の他に数人いたから)には、全く別世界の友人であった。
私は、当時、好きなサッカーを好きなだけやっていたし、サッカー部の監督に対しても学校の先生にも言いたいことを言っていし、やりたいことをやっていた。(当時の担任も個性的な先生に巡り合い、私の個性をそれなりに見守ってくれていたことに感謝している)しかし、そのかずやの生き様というかその人間に憧れていたのだろう。

その後の彼の行方は知らなかった。そして 今回のやりとりである。ホントに懐かしい。
彼とのメールのやり取りで、また 彼の人間的成長も伺えた。伊達に年取ってないなー 現在進行形で生きているなーと感じる文面であった。
そんな彼が、何をやっているかと聞いてら、10年前に会社を立ち上げ、それなりにやっているとのことだった。
昔の友人の「こいつちょっと違うな」的な友人は、やっぱり、今もちょっと違っている。
決して学問というか勉強が出来たのではない。
感性というか、知恵というか、物を見て感じる深さを持っている。
幼少、青年時代には、憶えることよりも、もっと感じること、考えることができる人間が 最終的に社会で生き残れるのではと、最近特に思う。
良い大学へ行くことも良いが、上記のことを具えていないと後で苦しくなるのであろう。

その彼、かずやの会社は http://www.god4u.jp/index.html である。

また、このコラムを書く動機はこのサイトからでした。
http://blogs.itmedia.co.jp/yasusasaki/2010/07/post-9c39.html

コメント

  1. すごいです。トモクンのブログ。本マグロ300キロ級です。そのレベルクラスを考えると一般学生の中では、パリにいるCHOU君と仙台のサワイリ君かな。
    いろいろな方向に繋がってるんだなあと此処に来るたびビックリします。
    ついでにカズヤクンで思い出したことは、高校1年の美術の日本画の植物(藤だったか薔薇だったか)の絵と木で作ったコカコーラのロゴの入った赤い箱です。この二つは凄かった。あれは本物でした。kageyama
    もし私を覚えていなかったらスイマセン。

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