些細なこと!

イタリア語では、いくつか発音に規則があります。
磯部(ISOBE)をこちらでは、イゾベと発音します。「S」の前に母音がある場合は、その「S」は濁ることになります。例えば、ESAME(試験)は、エッザーメと読み、そして 「S」を濁らずに発音するときには、「SS」とつづることになります。従って、ミランのコーチである「TASSOTI」コーチは、タソッティと呼ぶことになります。

以前、友人の磯部君が最初にミラノに来た時、宿泊先のホテルに 磯部「ISOBE」をお願いします。というと「イソッベ」はいませんが、「イゾベ」はいますというのです。そこで、その人は日本人ですかと聞くと、そうだと答えが帰ってきましたので そのイゾベをお願いしますと、言ったことがあります。


もう一つの規則に「H」を発音しません。私の奥様は、「HIROMI」ですが、「イロミ」という事になります。
前者のような「S」の発音ではそんなに問題は起こらないのですが、「H」を発音しないとなると、頻繁に友人とのやり取りで食い違いがおこります。
先日も、日本人ライダーの 「アガ」を知っているかといきなり聞かれ、誰だそれは!と私が聞き返すと、お前何も知らないな!イタリアでは有名な日本人だぞ!というのです。
私は、アガという漢字をイメージしましたが、漢字が浮かびません。結局、よくよく考えてみると、HAGAでした。
私には、「アガ」という発音から「芳賀」という漢字が連想できませんでした。とっさにアガを知っているかと言われて、頭の回転が速い人は、すぐに分かるのでしょうが、どうも私の頭はそういかないようです。

こんなこと どうでも良いことなのですが!


コメント

  1. 私の家に来るメンテ業者さんは,私の名字がよくわからないらしく,シャルマとかシャミュナとかインボイスに書いていきます。インド人になった気分。

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