まずは 自分たちのサッカー!




チームの戦術で一番大事なのは、何なのだろうか?

最近の試合分析資料は、ITの発達であらゆる角度から分析できる。
例えば、誰が、何キロ走ったとかだけではなく、時速何km以上のスピ-ドで走った距離、そして走行距離に対してそれが何%であるとかである。

また、それぞれの選手のパスの本数から 成功したパス、失敗したパスそして 成功率等 知ることができる。

そして、フィジカル的な分析だけではなく、戦術的な分析もかなりのレベルまで知ることができる様になっている。しかも 数試合を重ねて分析できるのだから 戦術的にもかなり分析できる。

しかし、もっとも重要なことは、相手チームを主に考えるのか、それとも自分達チームを主で考えるのかで、全く戦い方というか、選手への戦術的アドバイスは、違ってくる。

相手を徹底的に分析するために数人のスペシャリストを雇い、何十時間も費やして分析し、すべての対応手段を考えて、それを選手の頭にたたみ込み 相手の攻撃を未然に積む方法もある。

一方で、相手の分析は、二の次にし、自分たちのサッカーを分析し、自分たちがどのようなサッカーしようとしていて、そのために、どうしなければならないか、こうしなければいけないとか このような意識でプレーしろ等を指示して試合を迎えさせる方法とがある。

あなたの監督は、どちらですか?

前者の思考の監督のサッカーは、選手が緊張していてミスが多くなるが、後者の思考の監督のサッカーは、開放的で勝つときも負ける時も大胆である。

ミランの監督の前任者、そして 後任者は、皆さんから見てどちらように見えますか?





コメント

  1. 正直前任者は意図が伝わってこなかったのか、上手くいかなかったのか
    分からなかったんですがどちら側なんでしょう?

    後任者はあきらかに「自分から仕掛ける」サッカーだと思います。

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