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2015年3月13日金曜日

あと2ヶ月半

前回の投稿が1月5日でしたので 随分ご無沙汰しておりました。
ミラン勝てないですね!なぜでしょうか?

1月から、医療グループもメンバーが少し入れ替わり、体制がかなり変わりました。
そして、監督が代わる度に医療グループのシステムも変わり、10年以上ここにいますが、一向に体制が整いません。ある時期には、自分が何とかできるかもしれないと思った時期もありましたが、やはり、無理でした。

家族も日本に本帰国し、この歳になって単身でミラノでの生活がつまらなくてしょうがありません。可愛いイタリア女性でも見つかれば、また、違った人生が始まるのでしょうが、そんな甲斐性もありません。
そこで、来シーズンは、契約を更新しないことに決めました。
数人の選手からは、引き止められていますが、ここにいても時間の無駄であると思うようになってしまいました。

私は、ミランの第2の黄金期の2003年からトップチームで働くことができ、そして、今年は、かなり大変なシーズンになっていますので、ちょうど繁栄から衰退までのミランを、中の人間として過ごさせてもらいました。

色々な事がありましたが、16年間は、実に長かったように思います。38歳で来て、54歳で帰るという事になります。

今までの16年間のこちらでの経験を2冊の本に残せることになりました。
とてもありがたいことです。

1冊は、㈱カンゼンから3月14日発売されますが、これは、小松孝さんが2年間に渡って私をはじめ友人、そして恩師等に取材し、私の半生を記してくれています。

もう1冊は、4月に発行される書籍で、世界のトップクラスの選手の仕草や考え方を私が感じたままに書いています。

ぜひ、興味のある方は、人から借りたりせずご購入ください。

また、シーズン終了後の6月中旬からは、私の師匠である千葉市の鍋島先生のもとで働かせてもらうことにしました。
今まで経験してきた事をこれから色々経験していかなければならない若い方に引き継いでもらいたいと思います。
鍋島整形外科では、来年4月をめどに増築し、地域の方々とスポーツ愛好家により一層貢献してくということですので、私もその一員として頑張って行きたいと思います。

書籍の発行にも一段落しましたので、ブログも頻繁に更新して行くつもりです。








2015年1月5日月曜日

ドクターの仕事3

明けましておめでとうございます。

年末にDUBAI遠征、明日から リーグ戦が再開されます。
チームのリズムは、出来てきたようですが、試合はやってみなければ分かりません。勝てば、波に乗ってそのまま行けるように思いますが!

それでは、ドクターの仕事についてですが、私もそんなに多くのクラブ、チームを見ている訳ではないので、これがすべてと言うことはできませんが、私が思う理想的なドクターは、ブラジル、サンパウロのクラブチームのドクターです。

その理由は次の通りです。

クラブが地元の大学、特に医学部と関係を持っているということです。サンパウロ大学の医学部出身のドクターが、チームドクターになるという事は、そのドクターをバックアップする大学があるという事です。これがすべてです。
契約した数人のドクターは、常にサンパウロ大学医学部の援護があり、全ての疾患、ケガに対応できるということになります。
また、医学関係だけにかかわらず、運動生理等、フィジカルに関しても関係を持てるという事です。


6月のワールドカップの終了後、私の20年来の友人であるドクターのサンパウロのお宅に伺い、色々なサッカー、ビジネス、医療の話をし、そして、最終日に彼の紹介で知り合ったイタリア系のブラジル人ドクターと食事をしました。彼は、今ではFIFAのブラジルドクターの責任者になっていました。
彼は、整形外科医で、専門は膝です。3人で食事をしながら、最初は、MRIの画像診断等の話でしたが、次第に話は、フィジカルトレーニングに移り、心拍数とか、持久力等のフィジカルの話になりましたが、彼は、専門外であるにも関わらず、ミランのフィジカルについて、いろんなことを私に質問してきました。私には専門外で全くその細かいことについて分かりませんでした。

私は、なぜ、そんなに専門外の分野の知識があるのか尋ねてみると、その答えは、ドクターは、フィジカル、メディカルの総責任者なのだから、理学療法士とマッサージ師と話すだけでなく、フィジカルコーチとも関係を持たなければならないのだと言うのです。

それでは、どのようにして知識を得たのかと問うと、大学病院には、運動生理の専門ドクターとも常に交流しているし、フィジカルコーチも最新の情報は、この運動生理のドクターから得ているというのです。したがって、専門外でも、運動生理のスペシャリストと常に交流し、フィジカルコーチとも緊密な関係を持っているというのです。また、栄養学等に関しても同様だと言っていました。

私は、こちらミラノにいて、日本のドクターはとても優秀だと感じていますが、スポーツドクターを成長させる環境が出来ていないと思います。
もっと立派なスポーツドクターと言えるようになるために、その環境を作ってあげることが必要です。
つまり、習うより慣れる環境です。派遣先の現場で一生懸命仕事をしていたら、知らぬ間にチームドクターは成長し、チームにおける身体の総責任者となっているというようにしなければならないのです。

ACミランの現在の若いドクターも5年前とは変わり、私から見てもかなり成長しています。
その理由は、常にその道のスペシャリストの所に選手という症例を持って行って勉強してくるからです。
これを5年も続ければ、身になるのは、当たり前かもしれません。そして、それは食事、病気、フィジカル、選手の家族への対応等、すべてについてです。

Jリーグクラブも、ぜひ地元の医学部ないし総合大学とで協力し合い、研究、教育という大学が行う役割の一部を連携することで、現場での実践が加わり、両者に実益をもたらすものと思います。

Jリーグが、社会にとって必要な環境を作ってあげることで、世界のトップクラスのスポーツ医療、優秀なスポーツドクターを養成することになると思います。

広島は、広島カープ、サンフレッチェ広島、広島大学が連携しているようなことも聞いています。

そして、JFユナイテッド市原千葉、千葉ロッテマリーンズが千葉大学と連携すれば、すばらしい。

鹿島アントラーズが、筑波大学 、ジュビロは、浜松医科大!

こんな組み合わせができれば、サッカー界のフィジカル、メディカルは、より向上するように思います。


ペデリネーリ、私、フミオ

追伸 海外トレーナー研修会の応募締切が迫っています。興味がある方は、お問い合わせください

㈱静鉄観光 谷津(やつ)  
      TEL: 054-251-6415             
 Email m-yatsu@shizutetsukanko.com





2014年12月16日火曜日

第4回海外トレーナー研修会のお知らせ

第4回海外トレーナー研修会のお知らせ
2015320日(金)- 326日(木)(57日)

詳しくは ㈱静鉄観光 谷津(やつ)  
      TEL: 054-251-6415             
 Email m-yatsu@shizutetsukanko.com