教育
先日、磯部君(サッカークラブの経営者)と話をしていて なかなか良いことを言うなと思ったら、同じようなことを大木君(サッカーの監督)も言っていた。
要は、「日本での支流は、新しい情報、海外の情報を仕入れてくる事が重要視され、自分で考えだすということが重要視しされていない。だから 誰かがあれが良いと言えば、あちらを向き、また、違う誰かがこれが良いと言えば、こちらを向く。自分で考えて問題を解決するとか、作りだす習慣が身についていない。」である。
戦後の日本の教育は、70%が暗記、30%が思考という教育だった。日本は、これで戦後の高度成長時代には十分だったのかもしれない。
しかし、アメリカは、昔からその反対で 30%が暗記で、70%が思考の教育であったと言っていた。(だれが言っていたか憶えていない)
アメリカでは、高校のテストで 「辞書、計算機持ち込み可」であることが多いようだ。(これは ホントかどうか分からない)
暗記、計算の部類のテストではなく、思考とかその思考の組み立てのテストだから、それに必要な物はすべて持ち込んでも良いということなのだろう。計算などどうでも良いという考え方なのだろう。(これが良い悪いは議論する気はない)
この教育が、今の我々には必要な気がする。
指導者は、子供達の質問に対して、「それくらい自分で考えろ」という割に、考えさせる状況を作っていないし、指導者自身が、考えていないように感じることが良くある。
サッカーでも、戦術は教えないと選手は理解できないし、考える材料は、与えてあげなければならない。しかし、判断は、選手自身にさせないと成長はしない。
指導者は、その辺を勘違いすることが多い。
また、これ以上に私が感じることは、その戦術を教える指導者が、本で読んだ真新しい戦術、有名監督が目指す戦術を あたかも自分が考えたかのように教えているようでは、その場に必要なものが何なのかという最もベースになるところのピントがずれてしまう。
監督自身が考えることが、必要である。
我々治療家も同じことが言えている。
単純にスポーツ医学の常識的なことで、「氷で冷やすこと」、「温めること」が、なぜ必要なのかを考えなくてはならない。そのちょっとの違いが 選手の復帰期間に絡んでくる。
良くある大腿部の打撲に対して、RICEの処置が一般的であるが これが本当に正しく、最も早い復帰をもたらすものか、疑問に思っているし、また、結果が芳しくない。
特に、試合が中2~3日という日程で続くと、次の試合に間に合うかどうかが12時間単位で重要になってくる。
医療界には、間違っていることが常識として まかり通っていることが多々ある。
私自身も考えるようにならないといけない。
たまに旧友と話したら良いことを言うなと感心したが、方や、「今にも潰れそうなサッカークラブの経営者」、方や「プー太郎の監督」なので説得力に掛ける。しかし、話だけ聞いたら どこかの大統領が話しているかように説得力がある。
要は、「日本での支流は、新しい情報、海外の情報を仕入れてくる事が重要視され、自分で考えだすということが重要視しされていない。だから 誰かがあれが良いと言えば、あちらを向き、また、違う誰かがこれが良いと言えば、こちらを向く。自分で考えて問題を解決するとか、作りだす習慣が身についていない。」である。
戦後の日本の教育は、70%が暗記、30%が思考という教育だった。日本は、これで戦後の高度成長時代には十分だったのかもしれない。
しかし、アメリカは、昔からその反対で 30%が暗記で、70%が思考の教育であったと言っていた。(だれが言っていたか憶えていない)
アメリカでは、高校のテストで 「辞書、計算機持ち込み可」であることが多いようだ。(これは ホントかどうか分からない)
暗記、計算の部類のテストではなく、思考とかその思考の組み立てのテストだから、それに必要な物はすべて持ち込んでも良いということなのだろう。計算などどうでも良いという考え方なのだろう。(これが良い悪いは議論する気はない)
この教育が、今の我々には必要な気がする。
指導者は、子供達の質問に対して、「それくらい自分で考えろ」という割に、考えさせる状況を作っていないし、指導者自身が、考えていないように感じることが良くある。
サッカーでも、戦術は教えないと選手は理解できないし、考える材料は、与えてあげなければならない。しかし、判断は、選手自身にさせないと成長はしない。
指導者は、その辺を勘違いすることが多い。
また、これ以上に私が感じることは、その戦術を教える指導者が、本で読んだ真新しい戦術、有名監督が目指す戦術を あたかも自分が考えたかのように教えているようでは、その場に必要なものが何なのかという最もベースになるところのピントがずれてしまう。
監督自身が考えることが、必要である。
我々治療家も同じことが言えている。
単純にスポーツ医学の常識的なことで、「氷で冷やすこと」、「温めること」が、なぜ必要なのかを考えなくてはならない。そのちょっとの違いが 選手の復帰期間に絡んでくる。
良くある大腿部の打撲に対して、RICEの処置が一般的であるが これが本当に正しく、最も早い復帰をもたらすものか、疑問に思っているし、また、結果が芳しくない。
特に、試合が中2~3日という日程で続くと、次の試合に間に合うかどうかが12時間単位で重要になってくる。
医療界には、間違っていることが常識として まかり通っていることが多々ある。
私自身も考えるようにならないといけない。
たまに旧友と話したら良いことを言うなと感心したが、方や、「今にも潰れそうなサッカークラブの経営者」、方や「プー太郎の監督」なので説得力に掛ける。しかし、話だけ聞いたら どこかの大統領が話しているかように説得力がある。
計算機持ちこみ可は結構ありますね(笑)
返信削除ちなみにアメリカではディベートや
論文が重視されます。
やはり自分の考えをきちんと述べるということが
重要ですね。
とはいえ・・・これも過ぎたるは及ばざるがごとしで
やり過ぎるのもアメリカ人の問題点と
言えるのではないかと思うのですが
と言っても確かに日本人は
もっとこういう部分を伸ばさないといけないと思います。
ちなみに・・・わざわざザッケローニさんを就任させた
協会関係者のこともよく分かりました(笑)
大木監督でよかったのにぃ!
オレも日本流ってそろそろ作っても良いんじゃないのかなって思うんだけど・・・
返信削除先日、日本サッカー協会の指導者養成のチーフインストラクター研修に行ってきたんだけど、今年からスペイン協会と提携して、スペイン流になったら、今までは説明はあまりしないでとにかくプレイさせてその中で指導しようって方針だったのが、今年からはスペイン流がしっかり説明してからトレーニングに入ることになったらすぐに説明しっかりしてからになった。
どっちが良いとか悪いんじゃなくて、どっかの方針に右へならえじゃなくて自分たちの方向性を出して欲しい気がする。
それには日本の教育も加担しているきがする。日本の教育はほとんどが先生から生徒に一方通行で生徒同士の議論や先生への質問なんかはほとんどない。だから自分で考えた言動などはなく、指示されたことをやるだけのように思う。
質問や議論は他の人の別な意見も聞けるし、質問するってことは自分の意見をしっかり主張できるってことだから、もっと学校の授業でも風通しを良くした方が良いと思おうなあ。
偉大な同級生達の意見すばらしいです!!
返信削除自分は高校生の試験に電卓使わせたら答に
「error」って書かれた!!
たしかに、思考の教育は大事です。
返信削除日本の教育では暗記が重要視されていますね。
スポーツでは暗記よりも瞬時の思考がすごく重要。指導者はその材料を提供すること。
また、治療家である僕にとっても同じでアスリートを治療する場合、復帰までの大まかな治療方針は伝えるが、結局、自己管理は自分でしかできない。いい選手はそこで思考する。
復帰にむけて思考。
治療1秒1秒に対して考えていかなければ・・
日本協会のようなお金持ちの考えることはわかりません。どこかで子供のチームの監督やってよ。日本の教育(学校だけでなく私たち親も)の目指す所は「短い時間・合理的な方法で目的を達成できる人間」をつくること。それじゃあ情報に対する感覚や感性が育たないよなあ。子供の時分に変なオヤジの価値観に触れるって大事かも。で、最初のお願いにつづく。
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