ワイン

今日は、堅苦しい話は抜きにして 気軽な話にしよう。
今日、女房が 「なでしこ」という北イタリア日本人会主催のツアーで フランチャコルタのワイナリーに行って3本のワインを買ってきた。

ここは、発砲酒で有名なのあるが、冷えていないと美味しくないからそれは飲まず、以前に友人から貰った「CABERNET riserva 2001」のワインを飲んだが、なかなか美味しい。

ワインの勉強は、女房に任せ、私はもっぱら飲むばかりである。

志村君のようなセンスもないが、イタリアに来て ワインばかり飲んでいれば、自然とどこの地方のワインかは分かるようになるから不思議だ。そして、ワインの渋みもわかるようになるのである。

これこそ「習うより慣れろ」の世界だ。

私の語学もそうだけど、我家の子供たちと同じである。

彼らは、イタリア語を話せるが、勉強して話せる訳ではないので、英語を勉強するのとは感覚がかなり違うのである。

つまり、英語は、勉強して覚えるもの(辛いもの。)イタリア語は、テレビで覚えたものだから何も感じないものなのである。

したがって、子供たちは、イタリア語と英語には、かなり感覚的な違いがあるようだ。



私もイタリア語が子供たちのようであったら、何て楽しい生活が出来るだろうと思うことがある。

barに行ってかわいい女の子に声をかけることもできるし、一緒にダンスもできるだろう。

長男は、それが出来るのでうらやましいが、しかし、くだらないサッカーばかりに夢中になって 女っけが全くないのがさみしい。

長女は、毎日、楽しそうにカッコイイ男がいたとか、外人(イタリア人でない)が転入してきて その人と話が出来た等と食卓で話題にする。
うらやましい限りである。まさに青春を謳歌している。



お父さんは、毎日 子供のために仕事に追われている。悲しい限りである。

そんな私にとって 夜のワインの一時は、すべての辛いことを忘れさせてくれる一時で、神様、仏様からいただいた大切な時間なのかもしれない。



Grazie di tutto!



ちょっと飲みすぎたかな!



PHOTO;今日のワイン

コメント

  1. 飲み過ぎに気をつけてくださいね。

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  2. イタリアのワイン(VINO)は玉石混交、この値段でこのお味というお宝もあれば、やっぱりイタリアってこんなもんなんてのもありますが…
    日本では現在イタリアワインはコストパフォーマンスのよさで
    人気急上昇中!!逆に値があがりつつあります。
    私はアルトアディジェの白かLE MACCHIOLE(2009年の最優秀ワイナリーに選ばれたとか)の全てとSAN FABIANOのキャンティクラシコが大好きです。
    しかし、イタリア語は難しい(英語よりは分かり易いと思いますが)それより難しいのが日本語だと思いますよ。
    10か月ほどイタリア語を習いに行きました(この程度では基礎が分かる程度で旅行会話くらいしか話せない)が、もし私がイタリア語がペラペラでもイタリア人に日本語は教えられないなぁなんて思いました。

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  3. 世界のどこに行っても,その土地で飲むワインがいちばんおいしいようです。
    その土地の空気,その空気に合う料理,その料理に合うお酒,ということなのでしょう。
    日本は…日本のワインも悪くないんだけど,やっぱり日本酒かな?
    などと日本でワイン行商を目指す人間が言ってはいけないのだけど。

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